初日

7/28 家族に見送られ、午後5時予定通り関空からカナダへ向けて出発しました。現在バンクーバーでヴィクトリア行きの飛行機を待っています。上空から見たバンクーバーの景色の美しさに感動し、みな写真を撮っていました。ホストファミリーと会うのを楽しみにしています。

ヴィクトリア空港まで迎えに来てくれていたホストファミリーと対面しました。今日はこの後帰宅し、ファミリーと一緒に過ごし交流を深めます。明日からはCamosun Collegeで授業が始まります。

2日目

8:30に集合し教室へ。最初にホームステイルールの説明と注意があり、バスの乗り方の説明をうけました。明日からは自分でバスに乗って学校へ来ます。その後ペアになっての自己紹介等を通して友人に頼らないでコミュニケーションをとる練習をしました。午後はロイヤルブリティッシュコロンビア博物館を見学し、ブリティッシュコロンビア州の歴史等をまなびました。少し疲れている様子もありましたが、全員元気にがんばっています。

3日目

午前中はカナダ、中国、日本文化の共通点と相違点についてディスカッションをし、その後自分の町について発表しました。難しい発音、間違いやすい発音の練習等も行い宿題も出ました。午後はビーコンヒル公園を散策しました。広大な敷地と数多くの動物が生息し、さらにはヴィクトリア市民の憩いの場ともなっており、まさにヴィクトリアを代表する公園です。自分の意見が思うように表現できないなど、フラストレーションを抱えながらも、全員確実に前進しています。

4日目

今日は宿題の発表や文法の確認をしました。宿題は全員がきっちりと取り組んだことが伝わってきて、とても良くできていました。文法についてはただ分かるだけでなく、会話の中で即答できるように、何度も繰り返し練習しました。午後にはクレイグダーロックキャッスル、ガバメントハウスを見学しました。授業を担当してくださっているペイジ先生も生徒達の取り組む姿勢がとても良いし、毎日前進しているので、教えるのがとても楽しいとおっしゃっています。

5日目

今日はまず宿題のプレゼンテーションを発表し、動詞の活用のおさらい、発音、イントネーション等の練習をしました。来週の金曜日には今回の研修の総決算となるファイナルプレゼンテーションがあるので、その準備が始まりました。聴衆を惹きつける方法や話の展開の仕方等を学び、例題を何度も練習しました。午後にはロールプレイをしたり、教室の外に出て一般の学生に質問したりと、より実践的に学びました。カナダに来てから、知っていることには反応できるようになってきていたのに加えて、知らないことについても応答できるほど、積極性が増してきました。

6日目

今日は普段授業を受けているLansdowneではなくInterurbanキャンパスでワークショップを経験しました。例えば「縦横が一定の長さを超えてはいけない」という条件で、紙、コルク、ひも、竹ひご等を自由に使ってペアになって船を作り、スピードや安定性や積載量を競いました。与えられた状況の中、何が障害なのかを理解すること、解決の方法は1つでないこと、チームワークの大切さ等を学びました。

10日目

週末はホストファミリーと過ごし、多くのことを経験しました。湖に行ってカヌーをしたり、映画を観たり、ショッピングに行ったり等、同じことでも、日本でするのとはまた違った経験になりました。
今日も数多くのペアワークをしました。英語に触れる機会がさらに増えるよう現役のCamosunの学生もクラスに入ってくれて一緒に勉強しました。午後はミニチュアワールドを見学しました。カナダの先住民や国の歴史がジオラマで再現されており、興味深く学べました

11日目

今日はこれまでに訪れた場所(博物館や公園等)について1人ずつプレゼンテーションをしました。発表内容を英語でまとめたり、人前で発表することにもかなり慣れてきました。午後はインドアクライミングに挑戦しました。全員が、上まで到達できない壁に何度も挑戦していました。クライミングは初めての経験でしたが、挑戦心と自立心を学びました。クライミング後は疲れた体に鞭打って、金曜日のファイナルプロジェクトの準備のため学校に戻る生徒もいました。皆頑張っています!

12日目

研修も残すところあと2日となりました。今日はまず自分の将来について考える研修があり、現代社会で重要となる4つのキーワードを再確認しました。その後ファイナルプレゼンテーションのリハーサルをし、本番にむけてのアドバイスをいただきました。また、形容詞や前置詞の確認後、写真を説明したり、口頭描写の写真を描いて再現したり、AR等現代のテクノロジーについての映像を見て内容を確認したり、さらに自分の意見を英語で述べる練習もしました。今日も明日のプレゼンテーションのために、図書館に残って頑張っている生徒がいます。

13日目

ファイナルプレゼンテーションに向けて最後のリハーサルをし、最終調整をした後いよいよ本番です。これまでいろいろとお世話になった学生アシスタントのメンバー全員と今回のプログラムのコーディネーターの方も見に来てくれました。本番は緊張しましたが、全員が学んだことをしっかりと活かして発表できていました。その後は学内の施設を使用し、プロのシェフから説明を受けながら、実際にダウンタウンの店で出されているものと同じ食材、同じレシピでサンドウィッチとデザートをつくりました。解散後は学生アシスタントとハグしたり何枚も写真を撮って別れを惜しんでいました。

最終日

それぞれホストファミリーに送ってもらい、8:30にヴィクトリア 空港に集合しました。感謝の気持を伝えてお別れを告げ、バンクーバー空港へ。現在カナダ生活の余韻に浸りながら大阪行きの飛行機を待っています。

8/11全員元気に帰国しました。今は、言葉、住宅、文化、人、授業、自然環境をはじめ、カナダと日本の相違点が強く意識されていますが、同時に、類似点、学ぶべき点、誇れる点なども含めて、様々なことを様々な視点から考えるきっかけともなりました。お世話になったすべての方々に感謝します。どうもありがとうございました。

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