理事長からご挨拶
- 青春の「アルカディア」
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青春の一刻というのは、人生の最も美しいステージとして全ての人に等しく訪れます。
その中で皆さんは、家庭や学校などのあらゆる場所で手を添えられ、口を添えられ、安らぎの囲いの中で自分を主張し、次第に周りを意識しながら人生の次のステージへと歩んでいくのです。
時には主役、時には観衆としての自分を磨き、何度も訪れるハードルを乗り越えて進み続けなければなりません。
大商学園高等学校は今日まで130年以上もの長きにわたって、ゴールを目指す学習はもちろんのこと、男子に求められる厳しさや忍耐、寛容、そして優しさや思いやりといった精神的素養を身につけられるよう指導してまいりました。現在では女子にも門戸を開き、大商学園の一員として勉学や様々な活動に励む舞台を用意しています。社会で活躍しているたくさんの卒業生の皆さん、そして今、青春の舞台で主役を演じている皆さんに、職員ともども心からのアプローズを贈ります。
学校長からご挨拶

学校長奥野 正巳
21世紀の主役である、君たちへ
現代社会は激しく、そして加速度的に変化しています。
グローバル化、市場原理、競争社会などの言葉が飛び交う中、心のありよう、品格が以前にも増して問われる時代でもあります。大商学園は明治20年の創立以来、「人格教育を主眼とし、有能で品格ある人物の育成に努める」ことを教育理念として、時代・社会に適応できる優秀な人材を育成し、各方面に送り出してきました。
皆さんは、21世紀を生きる若者として、大いに期待されています。ぜひ、大商学園で楽しく充実した高校生活を送り、知識・品格を身につけ、各分野・各世界で光り輝いていただきたいと思います。
校歌
浪華の街の一角に
英気溢るる青衿の
知識の宝庫開かんと
いそしむ目的外ならず
桜花匂へる日の本の
栄えを増さん外国に
嗚呼
知に仁にかねて勇の徳
養ふ庭や
大商校